伊藤綾子(ソプラノ)
奈良市出身。
2002年ロータリー財団国際親善奨学生として、イタリア国立パルマ音楽院(アッリーゴ・ボーイト)入学。
2007年同校を卒業、同時に同音楽院の室内学科、フィエーゾレ音楽院歌曲コースで研鑽を積む。
在学中、オルヴィエート・マンチネッリ歌劇場にて、プッチーニ作曲《ジャンニ・スキッキ》ラウレッタ役でデビュー。
その後、ヴィチェンツァ・オリンピコ歌劇場にて、ガッツァニーガ作曲《ドン・ジョヴァンニ》ドンナ・ヒメナ役に出演。この模様はオペラ雑誌「L’OPERA」等の各紙に掲載され好評を博す。
同劇場での『モーツァルト生誕250年記念コンサート・ジョイントリサイタル』、パルマ王立歌劇場主催コンサート等、イタリア各地での7年間の演奏活動を経て現在は日本に拠点を移す。
近年は日本演奏連盟主催の新進演奏家プロジェクトに選出され『伊藤綾子ソプラノリサイタル』(大阪、いずみホール)開催やイタリアボローニャ歌劇場と日本の共同制作の野外オペラ公演(平城京・静岡城・名古屋城)『Japan Opera Festival』等に参加。また、2009年より3年間、大阪帝塚山学院高等学校イタリア語科非常勤講師を務める。
現在は演奏活動をはじめ、こどもたちへのピアノレッスン、声楽レッスン、プロを目指す方から、趣味で声楽を楽しむ方までへの声楽レッスン、イタリア語のレッスンなど
音楽を通して日本とイタリアの架け橋になるべく活動を行っている。
これまでに中川公子、故竹内光男、イタリアにてWilma Borelli、Giovanna Vighi、Tiziana Tramontiの各女史に師事。公益社団法人日本演奏連盟、奈良市音楽協会、各会員。