5月17日(金) ウエスティン都ホテル京都に於いて、京都東ロータリークラブ様主催『瑠璃色のワインコンサート』に出演いたしました。

ワインコンサートにて

私の恩師の故竹内光男先生が生みの親であること、更に私がロータリー財団国際親善奨学生出身ということから京都東ロータリークラブの中村会長より出演のご依頼いただきました。

言葉にできないほどあたたかい感謝の気持ちでいっぱいになりました。
そして、いつも応援してくださった竹内先生がどこかで見守っていただいているように感じました。
そして天国の光男先生にご報告しました。

今回、また一つ夢が叶いました。
イタリアから一時帰国していた、2003年の秋、第9回さやけしのワインコンサートにご招待していただきました。門下生も同じテーブルで賑やで、懐かしい想い出です
その際に「いつか、このコンサートにでてほしいんや、しっかり勉強しなさい」光男先生が仰ってくださいました。ずっと憧れていたワインコンサートの出演が叶いとても嬉しかったです。

曲の説明や竹内先生への想いもお話しいたしました
曲の説明や竹内先生への想いもお話しいたしました

今年の第22回目のテーマは「瑠璃色のワインコンサート」とのことで、会場には、瑠璃色のベロニカのお花が美しく飾られ格調高く開催されました。

ベロニカの花言葉は「忠実」「名誉」。
その由来はキリスト教の 聖女ベロニカにまつわります。

十字架を背負ってゴルゴダの丘へ向 かうキリストの汗を献身的にベールで拭ったとされる伝説に因み、 その花は深い愛情や尊敬の気持ちを象徴するようになりました。
そして別名は「瑠璃虎の尾」。花の穂が、繊細で美しい瑠璃色の 虎のしっぽのような姿であることから名づけられたそうです。

京都東ロータリークラブ様のコンセプトに沿って、プログラム前半は竹内光男先生と敬意と感謝を込めたプログラム。
光男先生の大切にしていた目には見えないけれど、永遠に残る「美しい心」を音に込めました。
素晴らしいピアニストの長富彩さんとは、3回目の共演です。
先生との想い出のイタリア歌曲、教会、アヴェ・マリア、リストのラ・カンパネラなどのプログラムで構成いたしました。
後半はロータリー財団国際親善奨学生出身、先輩の稗方攝子様が応援に駆けつけてくださいました。

後世に残していきたい歌い継ぎたい日本のうたをスペシャルメドレーでお届けいたしました。

私のイタリア留学をかなえてくださった京都東ロータリークラブの皆様には、長年にわたり活動を応援してくださり、いつも感謝気持ちでいっぱいです。このご縁を大切にこれからも歌を通して社会に貢献してまいります。